
火災保険給付金とは、自然災害や不測かつ突発的な事故による破損汚損時の修理のための給付金が申請できる保険です。
戸建てに住んでいる方は、火災保険に加入していることがほとんどだと思いますが、火災保険の給付金を見逃してしまったり、適応されるほどではないと思ったので申請にまで至らなかったなど、うまく活用できていないケースも多いです。
場合によっては、100万以上も受けとれたというケースも多々あります。
そこで、今回の記事では
- 火災保険の給付金とは
- 【戸建て】火災保険給付金が下りた事例
- 火災保険の申請方法
- 火災保険給付金の詐欺やトラブルに注意
を解説していきます。
申請できるタイミングを逃さないよう、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも火災保険の給付金とは?
知っている方も多いと思いますが、火災保険の給付金について、おさらいしていきましょう。
火災保険の給付金とは、風災、雪災などの自然災害や不測かつ突発的に起きた被害の際に修理費用を保険会社へ請求することで、受けとれる保険金のことを言います。
台風などの突風や大雪などには、屋根の上などが被害に遭うことがありますが、目に留まりにくい場所であるため、本来なら
申請できるところを見逃してしまいがちです。
さらに、大きな修理費用になってくるため、そんな時に火災保険の給付金が、とても役に立ってくれます。
【戸建て】火災保険給付金が下りる条件
では、戸建てに住む人の場合、火災保険の給付金の条件はどのようなものなのか?ご紹介していきます。
【戸建て】火災保険がおりる条件
戸建てによる火災保険がおりる条件は、以下の2つです。
- 自然災害の補償がついていること
- 保険対象になる被害条件に当てはまっていること
順番に説明します。
01.自然災害の補償がついていること
火災保険の申請で圧倒的に多数なのは、自然災害です。
火災保険に加入している場合、風災・雪災などの自然災害の補償は、始めからついている場合が多いですが、念の為、加入している保険内容を見直しておきましょう。
02.保険対象になる被害条件に当てはまっていること
申請できる条件は以下の3つです。
✔️自然災害や事故など不測かつ突発的な事故により、破損汚損した場合のみ、申請することができます。
例えば、経年劣化による破損や故意的に行われたものに関しては、対象外になります。
✔️給付金の受け取りは、被害が発生した時から3年以内までが期日になっていますので注意しましょう。
✔️「築10年未満は対象外」という条件にしている会社もありますが、築5年未満の場合でも給付金の受給が可能な
会社もあります。
築10年以上の戸建て住まいの方は、約90%以上の方が受給されています。
火災保険給付金が下りた事例
では、実際に戸建て住む人の火災保険の給付金が下りた事例をご紹介します。
- 台風などによる窓ガラスの破損
- 屋根瓦の破損
- 雪災によるエアコン室外機の破損
- 突風により近隣の植木鉢が家の壁に当たり破損した場合
ケースにはよりますが、戸建ての場合の平均受給金額は、100万円前後になることが多いです。
火災保険の申請方法5ステップ
では、実際にどのように申請をしたらいいのか?スムーズにできる申請方法を解説していきます。
大きく分けて、以下の5ステップになります。
STEP1 被害状況をチェック
STEP2 火災保険申請サポート業者に連絡
STEP3 保険会社に連絡
STEP4 保険会社による現地調査
STEP5 給付金の受け取り
順番に説明してきます。
STEP1 被害状況をチェック
まずは、被害状況を確認しましょう。
後で必要になるため、被害箇所を数枚程度、写真に残すことも忘れずに行いましょう。
STEP2 火災保険申請サポート業者に連絡
このステップはご自分で行うこともできますが、書類の記入漏れがあったり、場所によっては、被害状況の確認までは難しい場合もあります。
そんな時に申請サポート業者に行ってもらうことで、正確かつ自分では判断ができない箇所も隅々までチェックをした上で
申請をしてくれます。
現地調査、見積もり作成、申請に必要な書類作成を行ってくれますので、手早く確実に申請を済ませることができます。
STEP3 保険会社に連絡
書類作成完了後、保険会社に連絡します。
被害にあった原因、被害日時や状況、火災保険の契約者名などを聞かれます。
この際には、保険証券番号を準備しておくとスムーズです。
STEP4 保険会社による現地調査
正しい申請ができているか確認のために、保険会社から派遣された鑑定人による現地調査が入ります。
慌てず対応しましょう。
※場合によっては、現地調査が行われない場合もあります。
STEP5 給付金の受け取り
申請を保険会社に受理された後、指定の口座に火災保険の給付金が入金されます。
サポート業者に成功報酬として、手数料の支払いをしたら、全てのステップは完了です。
給付金はどれくらいの期間でおりるの?
給付金は、1〜2ヶ月くらいでおりるケースがほとんどです。
時期により、保険会社への問い合わせが混み合っている場合や現地調査の確認が長引いた場合は、最長3ヶ月かかることもあります。
このような場合も踏まえ、もしもの際には、なるべく早めに申請することをおすすめします。
給付金の使い道は自由
驚きなのが、受け取った給付金の使い道は、なんと自由なのです。
必ずしも、修理費に当てないといけないわけではなく、貯金などに当てるなど、それは個人の自由になっています。
業者によっては、「給付金は、修理費用のみ」にしているところもあるので、契約内容を確認しましょう。
火災保険給付金の詐欺やトラブルに注意
複雑で面倒な書類作成や現地調査を行ってくれる火災保険サポート業者にお願いすることで、手間が省けますが、中には、悪徳業者などによるトラブルに遭うケースもあるので注意が必要です。
注意!こんなケースはトラブルになる可能性があります
よくあるトラブルのケースは以下のとおりです。
- 契約前に現地調査に来る
- わざと破損をして嘘の申請をしようとする
- 契約内容を詳しく説明しない
- 契約書に特定取引法の記載がない
- 必須の契約だと煽ってくる
このような場合は、トラブルを招いてしまう可能性があるので注意しましょう。
火災保険給付金の申請はプロにお任せ
風災や雪災などによる自然災害によって起きた戸建ての被害は年々増えていますが、
申請方法がわからない・・
申請できる被害かどうか見極められない・・
そもそも被害箇所が自分でチェックできる場所ではない・・
このように悩んでいる間に、受給できなくなってしまっている人がほとんどです。
かといって、自分で被害箇所をチェックして、申請するのにも手間がかかる上に、必ずしも申請が通るとも限りません。
そんな無駄な労力を防ぐためにも、やはりプロにお任せするのが一番効率的です。
火災保険の申請サポート業者の手数料はどれくらい?
火災保険申請サポート業者に依頼した際に、火災保険の受給まで至った場合、成功報酬が発生します。
その手数料は、サポート業者によって様々ですが、税込で30%〜40%くらいになっている業者がほとんどです。
しかし、一番大切なのは、手数料よりも「手残り金」。
手元にいくら残るか?です。
手数料が安くても、給付金も少なければ、手残り金は少なくなってしまいます。
そこをきちんと見極めた上で、申請してくれる業者を選びましょう。
まとめ:火災保険給付金を申請しよう
いかがでしたか?
今回は、戸建ての火災保険給付金の相場、申請方法を解説しました。
いざという時に、やり方がわからず申請を逃してしまわないよう、ぜひ、火災保険の申請業者サポートにご相談ください。
弊社では、サポートの質はもちろん、業界実績や口コミや評判の良い業者を取り揃えています。
わからないことや聞いてみたいことがあれば、何でも相談可能です。
ぜひ、プロフェッショナルをうまく活用して申請のサポートに役立ててください。