【火災保険金の二重請求はバレる?】二重加入と注意すべきポイント
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火災保険に加入している人の中には「保険金の二重請求は可能?」、「二重請求したらお得じゃない?

と思う方々がいるのではないでしょうか。

そもそも火災保険に二重で加入できるの?と疑問に思うと思います。

実際に二重請求がバレずに通用するのであれば得ではありますが、そんなことが本当に可能なのか調査してみました。

この記事では二重請求は問題になるのか、また重加入しているとどうなるのか二重請求はバレるのかを中心に解説していきます。

 

この記事でわかること
・火災保険の保険金二重請求はバレるのか?
・火災保険の二重加入は違法になるのか?
・火災保険の二重加入にメリットはあるのか?

火災保険金の二重請求はバレる?

火災保険金の二重請求はバレる?

まずはそもそも二重請求がまかり通るのか見ていきましょう。

 火災保険金の二重請求はできない

結論から言うと火災保険の二重請求はできません。

そもそも1つの損害に対して複数回保険金を請求することは特定のケース(1度目の申請箇所が再び被害を受けてしまった場合など)を除き2回以上請求することはできません。

ただ申請箇所が異なる場合は何回でも申請は可能です。

また複数の保険会社に加入している場合も二重請求はできません。火災保険に重複して加入する場合、加入する損害保険会社に対して告知する告知義務が生じます。

そのため報告なしに二重請求してしまうと不当請求となってしまい、訴えられたり犯罪になってしまう可能性もあります。

保険会社への告知は必ずになるので二重請求はほぼバレるでしょう。そもそも火災保険の保険金は損害額を上限として計算されます。

異なる2社の損害保険会社に加入していても、受け取れる保険金が2倍になるわけではなく、もらえる保険金の金額は損害額分になってくるため変わりません。

ですので二重請求はそもそもできませんし、二重加入していてももらえる保険金が増えるということにはなりません。

保険会社に二重で加入する、すでに加入している方々は保険会社への告知義務を忘れないようにしましょう。

 

火災保険の告知義務とは?

火災保険の告知義務とは?

先ほど火災保険には告知義務があることに触れましたが、保険会社にはどんな事を報告しなければならないのでしょうか?

この部分についても詳しく見ていきましょう。

 火災保険の告知義務内容

保険に関する告知義務は保険法で明記されています。

保険契約者又は被保険者になる者は、損害保険契約の締結に際し、損害保険契約によりてん補することとされる損害の発生の可能性(以下この章において「危険」という。)に関する重要な事項のうち保険者になる者が告知を求めたもの(第二十八条第一項及び第二十九条第一項において「告知事項」という。)について、事実の告知をしなければならない。
(告知義務)保険法 第四条

事実の告知をしなくてはならないと明記されている通り、虚偽の報告は法律違反に当たります。

そのためバレずに二重請求することはできないということになります。

また火災保険における告知事項には以下のような情報を保険会社に告知する必要があります。

 

  • 建物の所在地
  • 建物の構造・用法
  • 他の火災保険契約の情報

 

これらの情報は保険金の請求時だけではなく保険料の算出などにも必要になる情報です。故意や重大な過失によって正しく告知を行わなかったりしてしまうと火災保険契約の解除、保険金がしはられない可能性もあります。

 通知事項との違いは?

火災保険には告知事項のほかに通知事項もあります。

通知事項は告知事項のうち保険期間の途中で内容に変化が生じた場合に通知することを保険会社が求めたものになります。通知事項には以下の項目が含まれています。

 

  • 建物の構造・用法の変更
  • 家財の他の場所への移転

 

この内容に関しても保険料に影響を与えるため被保険者は正しく通知する義務が生じます。こちらの変更事項に関しても忘れず保険会社には通知するようにしましょう。

火災保険の二重加入はどうなる?

火災保険の二重加入はどうなる?

火災保険の保険金の2重請求はできないことがわかりました。続いては火災保険は二重で加入することができるのか?、またそれにはメリットがあるのか解説します。

 二重加入はそもそも可能?

火災保険の二重加入は可能です。

同じ建物や家財などに2つ以上の保険をかけることを重複保険と呼びます。

火災保険も重複保険自体は可能になっていて問題にはなりません。

生命保険や医療保険は契約を複数して保険金額をかけた分だけ保険金を受け取ることが可能です。

一方火災保険は発生した損害に対しての金額しか受け取れません。

先ほども紹介しましたが複数社の火災保険に加入していてももらえる保険金額が増えることはありません。

二重加入になってしまっているケースとして、火災保険と共済で2つに加入していた、火災保険の見直し時に古い契約をそのままにしていてしまった、増築等したときに別の保険会社に加入してしまっていた、などが考えられます。

 二重加入にメリットはある?

火災保険に重複加入するメリットほぼほぼ無いと言ってよいでしょう。

保険金の値段は変わりませんし、変更手続きが煩雑になったり、支払った保険料が無駄になってしまう可能性もあります。

このため火災保険に重複加入するメリットはありません。

できるがギリ手厚い補償を受けたいからと言ってに複数の保険会社に加入しても超過保険となってしまうため、これといって理由がない場合は火災保険の二重加入はしないようにしましょう。

 

 火災保険と共済は重複加入できる?

火災保険と共済なら二重で加入できるのではと思うう人がいるかもしれませんが、火災保険と共済に重複加入していても損害額を超えた保険金・共済金はもらえません。

火災保険と共済は別物と考えがちですがもらえる保険金は損害額が上限になっているのでそれ以上はもらえません。

共済と火災保険の違いについては以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

この記事のまとめ
  • 二重請求は告知義務が生じるためバレる
  • 火災保険に重複加入しても受け取れる保険金額に変わりはない
  • 火災保険に複数加入していてもメリットはない

火災保険の二重請求は原則できません。複数の保険会社に加入している場合は告知義務もあるので忘れないようにしましょう。またご自身の火災保険の補償内容、二重加入していないか等一度見直しておくとよいでしょう。