
雨漏りしちゃってるけど修理するにもお金がかかりそうだし、、
気象庁「月別の台風発生・接近・上陸数の平年値(1981~2010年の30年平均)」
気象庁のグラフを見てわかる通り、平年通りだと8月には台風のピークを迎えます。
台風の接近は屋根や窓ガラス、建物自体などにも大きな被害を生みます。
そのような場合、どのような保険なら対応できるのでしょうか?
火災保険で下りると言われていますが実際の所詳しく知っている方は少ないでしょう。
この記事では台風被害時に火災保険で保険金はもらえるのかどうかを中心に、火災保険適用可能な台風被害例や火災保険申請の流れについて詳しく解説していきます。
目次
台風被害で火災保険が下りる?
台風被害は火災保険で適用でき、保険金を受け取ることができます。
入っている火災保険の補償範囲にも変わってきますが、火災保険でカバーすることは可能です。
温暖化の影響からか年々台風の被害は増加しています。
特に屋根などの被害が多く、台風被害での修理に火災保険が使えると知っておくといざというときの修理費などが安く済むかもしれません。
加入している保険の補償範囲の確認は保険会社から渡された保険証書を確認するか、保険会社に連絡して聞いてみると良いでしょう。
火災保険の補償範囲
台風被害で火災保険が下りることは分かりました。
ではどのような場合に火災保険が下りるのかについて、補償範囲ななどと合わせて詳しく説明していきます。
台風被害の種別について
台風被害の場合、多く分けて3つの被害に分類されます。
水災・風災・落雷は火災保険でカバーできます。
ただ保険料を安くしたい場合は省くこともできるので、ご自身に合わせて契約するようにしましょう。
①水災
台風による豪雨や増水によって引き起こされる被害です。
台風だけでなく洪水や高潮、土砂崩れなども入ってきます。
ただ地震による津波の被害などは地震保険に含まれます。
加えて水災補償の場合、一定の支払い基準が設けられています。
・床上浸水した時
・建物に対する再調達価額が30%以上の損害を受けた時
水災の補償要件を満たしていれば保険金の支払いが認められます。
水災については以下の記事にて詳しく扱っております。
②風災
風災は突風や竜巻、暴風などによる被害が含まれます。
もちろん台風による被害も含まれます。
台風による強風で屋根の一部が破損した、強風で窓ガラスが割れてしまった、屋根材が飛ばされてしまい雨漏りが発生したなどがこれに該当します。
台風の強風による窓の破損で家の中が水浸しになってしまったなどの場合は風災保険に含まれます
このような時には風災補償が役に立ってきます。
また台風や暴風、竜巻といったものだけでなく、雪やひょうもこの範囲に含まれてきます。
③落雷
落雷は落雷による被害です。
台風でも雷による被害はあります。
気象庁の統計によると落雷害の報告数は例年8月がピークになっています。
特に太平洋側の地域での被害が多いようです。
落雷が原因で火事になった、落雷時に過電流が流れて家電が壊れてしまったなどがこれに該当してきます。
落雷が多い地域に住んでいる方、台風による落雷が心配な方は、落雷補償を火災保険に組み込んでおくのが良いでしょう。
補償の対象について
火災保険の補償範囲はには被害の分類の他に建物か家財か選べます。
これについても保険料を考えて自分に合ったものを選択しましょう。
①建物
ここでいう建物は被保険者が所有している住居にのみ使用される建物を指しています。
建物が台風などによる影響で被害を受けた場合、保険金が支払われます。
- 屋根
- 内壁
- 窓
- 門
- 車庫
- カーポート
- 畳
- 床材
- 塀
- 物置
②家財
被保険者または被保険者と生計を共にする親族が所有する家財が保険の対象となります。
家財に含まれるものには、生活に欠かせない「動産」を指しています。
台風によって家財が被害を受けた場合に家財を組み込んでおけば補償の対象になります。
- 家具
- 家電
- 衣類
- 食器
- 自転車
台風被害で火災保険が下りない場合
台風での被害は火災保険で補償可能になりますが、台風被害で火災保険が下りない場合があります。
この場合についても解説していきます。
補償範囲外の場合
台風による被害が加入している火災保険の補償範囲外だった場合、火災保険はおりません。
先ほど説明した水災や風災、落雷の場合でも補償範囲内に含まれていなければ保険金は受取れません。
火災保険に加入する際は、自分にどのような補償が合っているのか、保険料と含めて考えてみてください。
また自分の入っている保険の補償を確認したい場合は保険証書を確認するか、保険会社に聞いて確認してみると良いでしょう。
経年劣化の場合
経年劣化による被害は火災保険の適用外になっています。
台風による被害が発覚した場合はなるべく早く保険会社に連絡しましょう。
ただ火災保険に関する知識がない方にとって経年劣化なのか台風による被害なのかは詳しく分からないと思います。
火災保険申請サポート業者はこのような部分に詳しく、申請作業において非常に都合がよいです。
当サイトでは火災保険申請サポート業者をランキング形式で項目で分かりやすくまとめています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
また、火災保険と経年劣化についての詳しい解説は以下の記事で詳しく解説しています。
3年以上の場合
火災保険には時効があります。
原則的に消滅時効は3年と定められています。
そのため台風などの被害が発覚したらなるべくはやいうちに火災保険の申請を行いましょう。
火災保険と時効についての詳しい解説は以下の記事で詳しく解説しています。
台風被害時にもらえる保険金について
台風被害にあったときに支払われる保険金はいくつかあり、主なものを紹介します。
損害保険金
損害保険金は台風による水災や風災などの損害に対して支払われる保険金です。
損害保険金は損害額から免責金額を引いた金額です。
損害保険金=損害額-免責金額
損害額はその損害に対しての修理費用などで免責金額は自己負担分の金額です。
この差額が損害保険金として受け取ることが可能ですが、実際に支払われる金額は設定されている保険金の上限までになります。
火災保険の免責金額についての詳しい説明は以下の記事で詳しく扱っているので参考にしてみてください。
臨時費用保険金
臨時費用保険金は損害保険金とは異なり、台風などの損害を受けて、片付けにかかってくる費用や、家に住めなくなった時にホテルなどに泊まる費用などに対して支払われます。
このような場合の出費を抑えることが可能になってきます。
こちらも限度額が設定されています。
残存物取片づけ費用保険金
残存物取片付け費用保険金は台風などで被害を受けたときに保険対象の残存物の片付けなどに支払われる費用です。
こちらも保険金額の上限が設定されていて多くの場合損害保険金額の10%が上限となるようです。
台風被害での火災保険申請の流れ
台風被害で火災保険申請する場合の流れについて簡単にご紹介します。
STEP.1 保険会社に連絡
台風被害が発覚したらまず保険会社へ連絡しましょう。
連絡時には契約者名、保険証番号、被害の発生日時や場所、損害の程度や状況などを伝える必要があります。
連絡すると申請に関する簡単な案内の後に保険会社から提出しなければならない書類が送られてきます。
STEP.2 書類の記入、提出
申請時には必要書類を保険会社に提出する必要があります
STEP.3 保険会社での審査
準備した4つの必要書類(保険金請求書、事故状況説明書、修理見積書、被害箇所の写真)を加入している保険会社に送付します。
保険会社ではその書類をもとに保険金請求額が適切かどうかなどの審査が始まります。
場合によっては保険会社の調査員が直接現地に赴き確認してくる場合もあります。
STEP.4 保険金受取
審査通過後保険会社から保険金が指定の口座に振り込まれます。
申請の大まかな流れはこのようになっています。
自分で申請する場合の詳しい方法は以下の記事で詳しく解説しています。
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まとめ
台風での被害は年々増え続けています。
いざというときに火災保険を有効活用できるようにしておきましょう。
・被害時には補償範囲と受け取れない場合に注意